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観葉植物や花はこうして仕入れ―市場訪問

花卉市場とはこんなところです

観葉植物や花木庭木の苗、草花、切り花など花卉(かき)の仕入ルートはいくつかありますが、もっとも利用されるのが自治体が運営する公設市場です。市場で取引をするためには、あらかじめ申請し買参人という資格の登録を受けなければなりません。観光地で開かれている朝市のように一般の人がふらりと行って自由に買い物が出来る場所ではありません。それどころか、最近では、盗難防止のためセキュリティが厳しく入場すらできません。構内に入場する車両は許可証をフロントガラスのところに表示していなければなりません。そういう訳なので、ここでは東京都が運営する葛西市場の様子を、ほんの少しだけ覗いていただきます。

東京都には中央卸売市場の下に花卉(かき)を扱う5つの市場があります。一番大規模なものが太田市場で、もちろん日本一の規模です。とはいえ東京には首都圏という大消費地があり日本中から大量の商品が集まってきますので、一か所ではさばききれず5つの市場があるのです。ここでは葛西市場をご紹介しますが、東京都はもちろん千葉県の業者が多数仕入れにやってきます。市場には、せりを取り仕切るオークション会社があり実際の商取引はこのオークション会社が行います。せり(競売)をやるせり人も東京都の公務員ではなく、オークション会社の社員です。つまり、東京都は市場という場所を提供している大家さんのようなものです。ちなみに”せり人”は誰でもやれるのではなく、東京都が実施する試験に合格していなければなりません。


せりの一日

花卉市場での取引の方法には”せり(競売)”と”相対(あいたい)”の2つがあります。相対取引は買いたい業者が「こういうもが欲しい」とオークション会社に申し込むと、その生産者から取り寄せてくれる買い方です。この場合、価格はたいてい生産者の言い値になります。確実に入手したい場合には、値段が少し高くなりますが、このやり方になります。
市場での取引の中心はあくまで”せり”です。
市場は月曜から土曜まで開かれますが、月水金が切り花、火木土に観葉植物、草花など鉢物のせりが行われます。鉢物のせり(競売)は朝7:30から始まります。

 せリ人はあの手この手で高く買ってもらおうと頑張ります。

 せり場の裏で出場を待つ商品


せりというのは、「商品に一番高い値段を付けた人が購入できる」という決まりです。もちろん、仕入れる人(買参人)はできるだけ安い値段で買いたい訳ですから、他の買参人との腹の探り合いになります。昔は手ぜりと言ってせり人が手の符牒を使って、価格の提示をしていたのですが、せりに参加する買参人や商品が増えると、そんなことはやっていられません。現在はテレビのクイズ番組で見るような電光掲示板に価格が表示され、それを見ながら手元の端末で買いを入れるシステムになっています。会場は階段教室のようになっていて、教壇の位置にせり人が商品を示して立ちます。せり人はなるべく高く買ってもらうために、いかにいい商品で、お買い得かという口上を述べ買いを誘います。ここがせり人の腕の見せ所で通り一ペンのことしか言わないと、安く買い叩かれてしまいます。反対にうまいことを言うせり人には、ころっとだまされて高値でボタンを押してしまうこともあります。せりは商品ジャンルごとに行われ6レーンで同時進行します。このため欲しい商品が複数レーンにあるときは、きょろきょろしながら、気が気ではありません。春の園芸シーズンとか景気のいい時期には、高値で、どんどん荷がさばかれれてゆきますが、シーズン外れの時期は良い値が付かず、せり人たちも苦労します。安値でしか、さばけないと、生産者は儲けにならないので、商品を出さなくなります。そうすると、市場の扱いが減って、オークション会社の業績も悪くなるのです。まさに≪市場原理≫が働いていますので売る方(せり人)も買う方も真剣勝負です。


 競り落とした商品の置き場


 観葉植物置き場

 

せりが終わったら、その日にせり落した商品の一覧表をプリントアウトして、指定の置き場に置いてある商品を集め、自分のトラックに積み込みます。これが結構大変な作業です。春の園芸シーズンには買参人も多く、商品の量も膨大なので、市場内は戦場のようにごった返します(画像は9月の一番閑散とした時期に撮影したものです)。買い過ぎて、積みきれなくなって慌てることも、珍しくありません。一方、ホームセンターのように大量に買い付けをする買参人は、荷を集めて、指定の店に運んでくれる専門業者に委託します。
何はともあれ、いい商品を安く買えた時は意気ようようと、市場を後にしますが、思ったものが仕入れられなかったり、高値づかみした時は、疲れがどっと出てきます。

 ご苦労さま、これから帰ります。

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